
体験談・合格実績

1.なぜ東京情報デザイン専門職大学を志望したの?
中学生の頃から コンピューターに興味を持ち始めたことがきっかけで、将来コンピューターを主軸とした職業につき、社会を変えるような何かをつくることに携わりたい、と考えていました。
コンピューターに関する知識や技術を学べる大学を探していたとき、東京情報デザイン専門職大学では 1、2年時で多くの基本的な知識を学び、3・4年時では専門知識や技術に関する授業や、長期的なインターンで実践力などを身に着けられることがわかりました。大学というと○○学と称し、先生の話を聞くだけの座学になりがちですが、東京情報デザイン専門職大学では実践的に学ぶことができるので、大学を卒業して社会に出たときに、即戦力になれるのではないかと考え、この大学を志望しました。
【東京情報デザイン専門職大学とは】
2023年4月に東京都江戸川区に開学した大学です。専門職大学とは日本では新しい高等教育であり、実践的な専門教育で専門職業人の育成を目指します。
2.情報デザイン学部を選んだ理由は?
まず情報デザイン学部とは、システム、IoT、AI、セキュリティ、CG、ゲームの6つの分野に分かれて多くの専門知識や実践力をつけ社会に貢献できる情報デザインエンジニアを育成する学部です。
普通、大学は1学部1学科制なので1つの分野のことしか学ぶことができません。
しかし大学選びの際、将来を考えたときに私は具体的に学びたい分野を1つに絞れる状態でははなく、何をやりたいのかを探っている状態でした。 そんな中でこの情報デザイン学部は6つの分野の専門知識や技術を学ぶことができると知りました。
私はシステム系やAIなど複数分野のことに興味があるため、大学で授業を受けながら私が学びたい分野や将来就きたい職業を見つけることができるこの学部を目指しました。
3.総合型選抜についてどんな印象があった?
学力テストに比べて、面接対策や自己PRなど事前に準備することのできるものなので ある程度の対策をしていれば難易度の低い入試方式だと考えていました、、、。
4.実際はどうだった?
もともと人前で話すのが苦手な性格の私は、面接の限られた時間で入学したいという熱意を伝えるのは難しかったと感じました。また、志望理由書と自分の発言に矛盾が生まれないようにしたり大学によって課されているものが全然違ったりしていて実は対策を取るのが難しく、前もって準備することや考えることがとても多く結構大変でした。
5.どのような準備をした?
面接対策や志望理由書作成、さらには面接時においての礼儀作法なども実践的な練習を重ねました。
他にも筆記試験やプレゼンなどがあったためその対策もしました。
総合型選抜自体は2校受けたのですが1校は試験本番で出された課題に対してその場で資料を作成し発表するものがありました。
情報系にとても詳しい専門家の方を外部から、特別講師として呼んでもらい、実際に見せて、アドバイスをいただきながら修正するなどプレゼンテーションに対する準備を手伝ってもらいました。
また志望理由書や自己pr書類などを作成する際に、先生方全員に私が書いたことを見てもらい、伝え方や表現の仕方に対してアドバイスを多くもらい、最終的には良いものを作成することができました。
また、同じ内容のものでも、先生によっての文章の捉え方や改善するべきポイントなどが異なっていて、誰が読んでも伝わる文章をつくる意識もつきました。
6.総合型選抜を通じて自分はどんな人間?
総合型選抜の対策を始めるときに、まず何から取り組むべきなのか、効率や効果的な方法を見つけようと細かい部分まで考えてしまい、実行に移すのに時間がかかりました。そこで自分は優柔不断、計画性がないという短所があるということに気がつきました。なので自分で計画をたてることはやめて、塾の先生に助言をもらいながら優先事項を決めていき、効果的に進めることができました。
同時に、自分の苦手なことを無理してやろうとせずに他の人を頼るなど、物事に対して柔軟な対応を取ることができるという長所にも気がつきました。
総合型選抜は一般入試以上に事前準備がとても重要です。もちろん与えられた課題には一生懸命取り組みましたが、あくまでもやらなければないことをやっただけに過ぎず、自らの意思で積極的に取り組む姿勢が弱かったのではないかと感じます。
大学入学後は時間割編成やレーポートの作成、試験の対策など自分自身で計画実行していかなければならないことが増えていきます。苦手なことは人に頼りながらも自分のことは自分で責任をもち自らの意思で動きながら、1つでも多くのことを学んでいく姿勢を身につけたいと思います。
7.将来の夢を教えて!
コンピューターは常に時代の最先端技術であり、驚きに満ちていると僕は考えます。
中学生のとき、コンピューターでものをつくるということが、想像出来ない何かをつくるようでとてもわくわくしました。そこから、誰も考えついていないものを生み出したり、考えるだけでは実現不可能なものを可能にするという未知な領域に携わりたいという思いがうまれました。10年前には実用化が始まった程度の人工知能が今ではChatGPTという画期的なツールとなり、一言送るだけで何もかもが解決してくれます。少し前までは夢物語だったことが現実世界で珍しさすら感じられることなく、当たり前のように使われているのです。今の段階では具体的な夢は決まっていませんが、大学で幅広い分野の知識を身につけ、希望にあふれたコンピューターで社会の常識を変えるような何かをつくりたいです。

国学院大学 文学部国文学科
2021年度合格
大野梨紗 さん
女子美大付属高校
【受験方法】 総合選抜(AO入試)

なぜわざわざ國學院大學の文学部を選んだのか?
「古典が学びたい」という明確な理由を以て、國學院大學を選びました。私の場合は、受験勉強の中で見つけた興味が、古典でした。古典を深く学ぶには國學院大學しかない、と心を決めて、総合型選抜に挑みました。皆さんは誰しも「少しでも知名度のある大学に進学したい」という気持ちがあると思います。それで構いません。どんどん色んな大学のオープンキャンパスに行くのが良いと思います。國學院大學には無料で入れる博物館もあり、源氏物語貴重な資料を無料で鑑賞できます。大学という機関がいかに充実しているか、足を運ぶことで知ることができると思いました。私の時期はコロナ渦真っ只中だったので、オープンキャンパスにも行けず、大学に関する情報収集に非常に苦労しました……。
女子美「付属」にいながらなぜ出ていこうとしたのか?
「付属」の名前がつく中学・高校に通っている方も多くいらっしゃると思います。先生方からも「付属の大学に行け!」という圧が強く、あまり面倒を見てもらえなかった記憶があります。学年で150人以上いた中で、一般大学へ外部受験した子は、わずか6人ほどでした。親や先生方からのフォローを受けながら「この枠から抜け出して、もっと上に行くぞ」という気持ちを粘り強く持ち続け、この気持ちをバネにして踏ん張りました。
高校生活について
女子美術大学付属中学校・高等学校に通っていました。しかし、個性ばかりを求められるうちにだんだん美術を嫌いになってしまい、大学は自分のやりたいことができるところに行こう、と決めたのが受験のきっかけです。高校二年生の頃から受験勉強を始めて、古典を勉強していく内にその面白さに気づき、國學院大學を志望校に決めました。
総合型選抜を受けようと思った理由
チャンスを逃したくなかったからです。当初は一般入試で受験するつもりだったので、受験勉強と並行して、志望理由書に課題レポート、活動レポートの三つを仕上げるのは大変でしたが、熱意を送るだけ送ろう!と決めました。國學院大學の総合型選抜は、書類選考による第一次審査と、試験と面接の第二次審査があります。一次審査を通過した時は嬉しくて、まっさきに塾に報告したのですが「じゃあ二次審査のために小論文対策をしようか」という提案を一も二も無くされて、浮かれないで頑張り続けることができました(笑)。試験は、普段からきちんと試験対策に励んでいたので、ひっかけ問題にも対応することができました。総合型選抜でレポートだけで通過して合格しよう、という甘い考えは通用しないんだと実感した瞬間でもありました。
総合型選抜で意識したこと
私は、課題レポートに最大限注力しました。「志望理由書の方が重要じゃないの?」と思われるかもしれませんが、課題レポートや活動レポートに力を入れることで「個性」の点で人と差をつけられたと思います。総合型選抜は9月には出願しないといけませんから、早いうちから、先生や先輩の話を聞き、日々の勉強の中から研究の材料を見つけて、推敲を繰り返していきました。
課題レポートについて
学校、塾ともに、古典の先生にはお世話になりました。身近に自分の行きたい学部の先生・先輩がいたら、全力で頼って、何でも聞いてみると良いと思います!先生や先輩の実体験を聞くことで、より学部への理解が深まり、新たな単語や興味関心を持つことができます!その時得た新たな興味を、志願書に記入すれば、魅力的なレポートになると思いますよ◎
活動レポー トについて
活動レポートでは、得意の書道について記述しました。書道暦10年以上、書道部員だったこともあり、謙虚にならずアピールしました。自分を振り返る良い機会だったと思います。これが無かったら、私は大学で何をやりたいか、将来の私がどうなりたいか、見失っていたかもしれません。この活動レポートを自分に正直に書いたお陰で、今も大学で書道を続けられています。
面接について
面接では、主に活動レポートについて多く聞かれました。しかも、全く予想外なことを聞かれました。しかし、準備していなかった事柄だからこそ、本当の私の気持ちを伝えることができたんじゃないかと思います。暗唱テストとは違うので、面接官にしっかりと誠意を見せることが何よりも大事だと思いました。実はその時に面接をしてくださった先生が、書道の先生で、今ではその先生に卒業論文を見てもらっています。
なぜわざわざ日本文学科を志望したのか
源氏物語に衝撃を受けたからです。現代にも通じる、日本人の諸行無常という感覚はここから来ているんだと知り、当時の女性の苦悩が痛いほど伝わってきて、読みながら泣きました(笑)。こんなに感動できる古典の世界をもっと深く知りたくて、日本文学科を志望しました。もちろん、古典を学ぶなら國學院大學、その日本文学科に在籍しているという誇りを持ちたかったのも十分にあります。
最後に
大学は最高学府と言われているくらいですから、高校生の皆さんが思うよりもずっと、ほとんどのことが研究し尽くされています。そんな中、大学の先生方が求めているのは「全く新しい発見のレポート」でも無ければ「無理して難しいことを研究したレポート」でもなくて、「今のあなたが本当に興味のあることの研究結果」です。大学に入りたい!という気持ちの押し売りだけでは合格できません。こんなにやる気があるよ!という意思表示を形として示すために、課題レポートをきっちり仕上げる必要があると思っています。
受験を経て
THE VOICE

塾長談
大学受験を考えていなかったため、はじめは苦労したと思います。しかし、本人は付属大学に進学すること考えずに「美しい日本語を学びたい」という
要望があり、第一志望進学を目指して頑張り続けました。コロナ禍というこ
ともあり模試を1つ受けるのも大変でしたが、最後まで頑張り続けました。
本当におめでとうございます。

本人談
受験を通して、あくまで大学はターニングポイントであって、どんな自分になりたいか?を常に考えることが一番大切だと感じました。また、自分の好奇心を大事にしていくことが気持ちに余裕を作り、更にはこの先の人生を豊かにすることに繋がると、私は思います。

保護者談
自宅から近いというのもあり、通学時間を有効に使えることや、個人塾ならではの細かい指導が決め手になりました。受験の中で、一生懸命やる事によって結果がついてくる、ということが分かったのが本人にとっても良かった点だと思います。

広尾学園小石川高校、
杉並学院高校
2021年度合格
鐘 優佳 さん
中央区立銀座中学校

勉強で苦労したこと(苦手科目など)
数学と英語が苦手でしたが、数学は取り組む問題を増やし分からない問題が分かるようになると達成感が得られ、少しずつ応用問題にも挑戦できるようになりました。また、キャリアパスの先生方が様々な解法を教えてくださり、興味が湧いて、数学が好きなりました。英語は入塾した時、先生に勉強方法を教えてもらったことで1か月で20点以上点数が伸び、それ以来、得意教科になりました。また、受験前は得意教科だった国語が伸び悩みましたが、先生方はもう一度基礎からおしえてくださり、居残って勉強をみてくださりました。親身になって教えてくださった先生には本当に感謝しています。
高校に入ってから、またその先の大学受験について
趣味を極めたり、英検、漢検などの資格を取りたいと思っています。また、熱中できるような部活動に入部したいと思っています。大学に関しては、もう行きたい学校があるのでそこに向けて勉強を続けていきたいです。高校受験と同じく大変だと思いますが、今回の経験を活かして頑張ろうと思います。